
卒業年度
大妻女子大学卒業…平成14年度 大妻女子大学大学院卒業…平成16年度現在の勤務先
医療法人 袖ヶ浦さつき台病院 医療技術部 技術療法科学部・専攻での勉強の取り組み方
正直なところ、大学1,2年生の頃は、受験勉強から解放され、アルバイトを始めたり新しい友人関係を築き始めたりと、新しい生活を楽しむことに時間を費やしていたように思います。しかし、ゼミなどが本格的に始まる大学3,4年生になると、これまでのようにはいかず、ヒーヒー言いながら色んな本を調べたり、パソコンに向かって提出物や発表原稿などを作っていたように記憶しています。私は図書館やガヤガヤしたところでは集中することができないこともあり、授業が終わるとすぐに家に帰り、本やパソコンに向かっていました。
大学院に入ると、大学時代以上の勉強時間が必要となりましたが、実習などもあるので十分な時間を作ることも困難でした。なので、私には珍しく通学の電車の中や実習先の休み時間、学校の休み時間にも本を広げていました。学校や実習先では友達や先輩がいるので、そこで意見を交換したりお話をすることでも多くの知識を仕入れることができました。大学院時代は、徹夜になることもありましたが、今となっては良い想い出です。
大学での勉強方法や学習時間の取り方など
私は、大学・大学院共に1期生だったこともあり、先生方との距離は大変近かったように思います。特に大学院は、他校と比べて少人数なので、指導はほぼマンツーマンで受けることが出来、時間も十分にとってもらえました。実習先もとても豊富で、指導も熱心にしていただけたので、内容の濃いものとして経験することができました。
卒業論文や修士論文提出前は、思い出したくないほど大変でしたが、先生方の熱いご指導や友達の支えがあって何とか乗り越えることができました。あの辛く苦しい時期があってこそ、先生方や友達との関係、そして今の自分があるのだと思っています。
現在のお仕事について
現在は准総合病院で常勤の臨床心理士として働いています。ここでは、医療技術部技術療法科という部署に所属しており、理学療法や作業療法、精神科デイケアや認知症デイケアなどのリハビリ部門と同じ部署になっています。現在のところ、心理士は常勤6名、非常勤4名が勤めており、比較的心理士が多く勤めている病院ではないかと思います。
主な業務内容は、心理療法(カウンセリング)、心理検査、集団精神療法、SST、回想療法、脳リハビリを行っており、その他、職員のメンタルヘルス研修や各病棟での様々な業務なども行っています。
地域では唯一の総合病院ということもあり、求められるものは多く、医師や看護師、介護士、薬剤師、精神保健福祉士、作業療法士などと適宜チームを組んで一人の患者様のケアを行うなど、毎日が忙しく、そして有意義な時間を過ごしています。あまり枠にとらわれずに新しいことへ挑戦し続けている病院であるため心理士としても動きやすく、また他職種や患者様との関わりの中から日々新しいことを学び、自分自身も成長できているように思えます。特に、私は認知症治療病棟の担当心理士としても関わらせていただいており、認知症で入院されている患者様から、自分の知らない伝統や生活の知恵などを、時には無知であることを怒られながらも優しく丁寧に教わることができ、患者様に癒されながら楽しく仕事ができています。
臨床心理士は資格取得後も常に勉強をしていかないといけない職業ですが、自己研鑽を積みつつ、少しでも多くの人と関わりながら日々学んだことを還元していければ良いな、と思いながら、毎日業務を行っています。
人間関係学部の後輩や受験生の皆さんへのメッセージ
都心から少し離れているため、“近所で遊ぶ”ことには苦労するかもしれませんが、“学び”については太鼓判を押せると思います。先輩方が築いてきた実績もあるので、就職活動もやりやすいのではないでしょうか。大学は自分の将来を現実的に考え始める時期だと思います。頼もしい先生方やお友達に囲まれながら、素敵な人生に向けて頑張ってください!