人間福祉学科

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学生の声

問題を抱える人たちの心に寄り添い、より良い生き方を一緒に考えていきたい

高校の授業で養護施設に暮らす子どもたちの映像を見る機会があり、児童虐待や子どもの貧困に問題意識を持ちました。同時に児童福祉という分野を知り、社会福祉士の資格取得が目指せる大学を探す中で、大妻を志望しました。
人間福祉学科は高齢者や障害者、児童、医療、地域などに関わる専門的な授業が多く、各分野に精通した先生がいるため、概説を広く学んだ上で興味のある分野を深掘りすることができます。また、将来の選択肢を広げるために保育士資格の講座に自主的に参加し、3年次前期に資格を取得することもできました。履修した科目で興味深かったのは相談援助に関する授業で、相談に対するアドバイスよりもむしろ話を聞くことや相手を認めて受け入れることが大切だと理解できました。
今後、社会福祉士の資格取得のために児童養護施設と病院での実習が控えています。虐待を減らしていくには親への支援が大切で、そこにアプローチするためにも児童虐待が起こる家庭環境についてもっと勉強する必要があると感じ、今後卒業論文で取り組む予定です。将来は病院のソーシャルワーカーを目指しています。大学の授業で学んだいろいろな価値観を受け入れることを大事にしながら、高齢者や子どもなどその人が望んでいる、より良い生き方を一緒に考えたいと思います。

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