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2020-01-24
社会

★2019(令和元)年度 第21回人間関係学会例会 社会学専攻分科会    「社会調査及び演習」報告会開催★

2019(令和元)年度 第21回人間関係学会例会 社会学専攻分科会「社会調査および演習」報告会

人間関係学会例会 社会学専攻分科会として、「社会調査及び演習」報告会が、
2019年11月29日(金)16:20~7号館1階7127教室で開催されました。

「社会調査および演習」は、2年次必修科目です。

社会調査とは何かを学び、アンケート調査、インタビュー調査、フィールドワークなどを通じて、最終的に自分自身の関心に沿った社会調査を実践するための技法等を習得します。

今年は以下のような調査報告が行われました。

・東京のライフスタイルと社会意識に関する調査(1)
(LGBT、学校教育に関する意識調査)

身近な文化のエスノグラフィー

(メイク、アイドルファン、ファッション、オタク、恋愛、人形劇、見た目と印象、外国人労働者、サブスクリプション、ステルマーケティング 他)

・2019年 南三陸町 復興市さんさん商店街 来場者調査結果

・現代における若者世代のフェミニズム運動

ちゃぶ台返し女子アクションビリーブ創価Speak up sophiaPILCON明日少女隊 他へのインタビュー調査、参与観察等 )

・東京のライフスタイルと社会意識に関する調査(2)

(家族・子育て、ジェンダー、治安・犯罪、自動車免許についての意識・行動を中心に調査)

・女性の働き方に関する実態調査

 (20~30代女性の働き方について聞き取り調査)

今回の報告内容は、震災復興、身近な文化、フェミニズム運動、女性の働き方、社会意識等さまざまなテーマが扱われ、調査方法もアンケート調査、フィールドワーク、インタビューなど多岐にわたるものでした。

「基礎統計学」で学んだ内容を実際に用いて緻密な統計分析を行った報告や、地方を訪問し、フィールドワークを重ねた「足で稼いだ」調査など、授業内での取り組みということを抜きにしても、なお興味深い、また意義ある内容のものがみられました。

1年生は来年度、実際に社会調査をおこなう際の参考に、2年生は他クラスの調査内容について知る良いきっかけとなったようです。
調査の結果は、報告書にまとめられます。

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