社会福祉士とは

社会福祉士は病気や障害、経済的な理由などで日常生活を送ることが困難になった人々からの相談に応じ、社会福祉の専門的知識や技術をもって支援する社会福祉の専門家です。生活上の困難に直面した方々に対し、その人らしく生きることができるよう支える役割を担っています。社会福祉士は福祉に関する相談、指導、その他の援助を行うことが主な仕事です。社会福祉施設のみならず、行政機関や病院、学校など様々な場所での活躍が期待されています。

人間福祉学専攻、介護福祉学専攻では、厚生労働省指定の科目を履修し、単位を取得すると社会福祉士国家試験の受験資格が得られます。同試験に合格し、登録すると社会福祉士になることができます。

卒業生からのコメント

社会福祉士を目指す皆さんへ

2014.4.27.の社会福祉士模擬試験で語られた、先輩からのエールです。

3年生に編入をして、2年間で社会福祉士国家試験にチャレンジしました。3年生の時は、1年生や2年生に混じりながら福祉の基礎を学び、同時に同級生である3年生とより専門性の高い科目を履修していました。気持ちにも時間にも余裕がなく、専門的な学びに付いていくことが精一杯だったと思います。また、4年生では社会福祉士の配属実習の準備と卒業論文作成が同時進行で、さらに国家試験受験と就職活動もあり、計画的に進めていくことが求められる環境でした。「忙しい」は言い訳になりません。やらなければならない項目とその締め切りの予測を立て、時間は自分で作るものです。私は、年に数回ある模擬試験を一つの目安に、メリハリのある受験勉強をするようにしました。1回1回の模擬試験で合格ラインを目指すことで、気持ちに安心を得ながら進めました。

編入した動機が「医療ソーシャルワーカーになりたい」というものだったので、ゼミの友だちと年末年始も大学で勉強をして過ごした忙しい2年間も大切な時間だったと言えます。一緒に勉強した友だちも、同じく編入した友だちも社会福祉士に合格しました。

社会福祉士に合格する人と不合格になる人の分け目は、いかに「社会福祉士を取りたいか」という執念とも言える自分自身の動機だと思います。

安部のどかさん (人間福祉学科9期生 社会福祉士取得 現職:リハビリテーション病院 医療ソーシャルワーカー)

現役で精神保健福祉士に合格し、社会人として働きながら社会福祉士に再チャレンジをして合格しました。働きながらの受験は、「仕事を覚えたい」「仕事だけに集中したい」という思いと、学生時代に取り組んだ社会福祉士への想いを考えると、悔しくて、自分を責めた時期を過ごしたこともあり、「絶対に合格する」という思いで、葛藤しながらもどちらも手抜きすることなく過ごした時間だったと思います。挫折をしなかったのは、学生時代に一生懸命やったからこそ、基礎力と熱い想いがあったからだと思います。学生時代に何もせずに専門職に就いたから現場で知識が付いて合格するということにはならなかったと思います。後輩の皆さんには「今しかできないことを今やってください」とお伝えしたいです。

学生時代の勉強方法は、ゼミの友だちや友人と4年生の10月までに過去問題5年間分を3回やると約束し、時々報告し合いながら、周りを引っ張り、引っ張られながら取り組みました。時には教え合うこともしました。他者に教えるには自分が本当に理解していないと教えられません。教える方が力が付くのだと思います。

就職活動については、私の時は3年生の12月から福祉分野も一般企業と同様に就職活動が始まったので、4年生の4月には1つ内定を取っていました。就職の面接練習等を先生にお願いをしてやってもらいました。1つ内定が取れるとチャレンジしたい気持ちも大きくなり、第一希望の現職に合格することができました。

社会福祉士に合格する人と不合格になる人の分け目は、「最後のツメが大事」ということです。どこかで「まぁいいや」「まぁいいか」と思ったら、そこまでです。

星野瑞枝さん(人間福祉学科11期生 社会福祉士・精神保健福祉士取得 現職:療育センター 児童指導員)

Copyright © 2020 大妻女子大学人間関係学部
〒206-8540 東京都多摩市唐木田2丁目7番地1 TEL:042-372-9111