Tボール大会(2025年4月27日)を開催しました。(多摩地域障害者雇用企業連絡会主催・大妻女子大学共催)
4月27日(日)に、大妻女子大学多摩キャンパスで、多摩地域障害者雇用企業連絡会主催・大妻女子大学共催のTボール大会が開催されました。16企業と特別支援学校1校がエントリーされ、24チームがトーナメント方式で日頃の練習の成果を発揮しました。今年は大学生に加え、大妻多摩高校から4名、他高校から1名の高校生の皆様もボランティアとして参加してくれました。応援団・審判団・スタッフを入れると総勢1000人近くが来場され、賑やかな大会となりました。


Tボールとは、ピッチャーのいない野球(ソフトボール)です。打者は止まっているボールを打ち、一塁に走ります。その後は野球やソフトボールとほぼ同じですが、多様な人達が楽しめるようにルールを決めることもあります。ボールとバットが柔らかいので狭い場所でも楽しめるため、幼児や小学生、高齢者、障がいのある人達にも適したスポーツとされています。
多摩地域障害者雇用企業連絡会では、日頃社員として働く皆さんの福利厚生の一環として、また身体を動かす機会を設けるためにも、企業チームを作って日頃から練習をされています。



参加した学生・生徒ボランティアは、企業チームに参加させて頂き、社員の皆さんからルールを教えて頂いたり、プレイには応援して頂いたり、チームの一員となって真剣に楽しく過ごすことができました。
大会には、恒例の牛丼屋さんがキッチンカーで駆けつけてくれて、全員分の昼食を提供。さらに、東京自立支援センター「ともにー」さんのパン販売もあり、まだまだ食べられる人のお腹を満たしてくれました。



当日、キャンパス内では高校のバレーボール大会やテニス大会も開催されており、高校生や応援の保護者等、多くの人であふれ、爽やかな天候のもとで、賑やかな1日となりました。
Tボール大会参加企業の中には、本学卒業生が何人もジョブコーチとして勤務しています。大会に参加していたメンバーとは会うこともできたのは、嬉しいサプライズでした。
スポーツを介するボランティアは、少し苦手な人もいるかもしれません。プレイ以外にも、荷物を運んだり、応援したり、お話しをさせてもらったり、キャンパス内の誘導をしたり、いろいろな活動があります。
共生デザイン学科の学生さんとは、企業の運営会議に参加して頂き、誰もが参加できる大会になるようボランティアの役割を紡ぎ出す企画等を一緒にやりたいと思います。
今年も、「楽しかった」の一言に尽きる大会でした。