学びの紹介 1年:心理学との出会い・体験

社会・臨床心理学基礎セミナーは社会・臨床心理学専攻1年次の必修科目です。
1年次では、社会心理学や臨床心理学を中心に、さまざまな心理学について体験を通して理解を深めていきます。これら二つの心理学の専門領域を、今後バランスよく学んでいけるための基礎を育成してことがこのセミナーの目的です。
ある日の授業について、TA(ティーチングアシスタント:大学院生による授業サポート)の江部、加藤、宗がレポートします。
私たちは、授業内でレポートを書く際やグループワークでの声かけをしています。
レポートでは文章の構成や表現などの相談、またグループワークでは、あまり話し合いが進んでいないところにファシリテーター(話し合いを促進する役割の人)的な関わりをすることもあります。


この授業では少人数のグループに分かれて活動を行なっています。 グループで1冊絵本を決めて、つい読みたくなるような「絵本の良さ」が伝わるようにポップカードを作成しました。

それぞれのグループが試行錯誤しながらデザインを考えて作成しています…! グループで話し合いをしながら、協力して活動するということをこの授業では大切にしています。

絵本のポップカード作成を振り返って、レポートにまとめる作業です。 どんな活動をして、それを通して自分がどう感じたのか……。などなど、序論・結論・考察がわかるように順序立てて文章の構成を練っています。

大学生になって初めて書くレポート…少し難しいと感じていたかもしれませんが、学生同士文章を読みあったり、先生方や私たちTAがサポートしたりしながら、無事に書き終えることができました◎

それぞれのグループがたくさん工夫しているのが、ポップカードから伝わってきて「すごい!」と驚きの声が…! 絵本の内容がよく伝わってくる素敵なポップカードができました。

ポップカードに折り紙で飾りをつけて立体的にしているものあったり、画用紙の形にとらわれることなく自由に切り取って作成したりと発想力の豊かさを感じます…!!

「読んでみたい」と思わせるようなポップカードに投票するため、真剣にどのポップカードにするか考えて投票しています。
どのグループの作品が最終優勝なのでしょうか…!?
以上が『社会・臨床心理学基礎セミナー』の授業で行なっている活動です。
今回の活動だけでなく、様々なグループワークを通して学んでいきます。
また、今回の授業で作成したポップカードは大学内の図書館に展示させていただく予定です。
オープンキャンパスなどで大学にお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただき、学生たちの作品をご覧下さい♪