在学生の声

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- 社会・臨床心理学専攻
- 人間福祉学科
社会問題に関する多様な捉え方を調査することに面白さを感じました
学びたいことを一つに絞れず進路に悩んでいたところ、社会学という学問を知りました。社会学専攻では自分の興味を持ったテーマをとことん追究でき、女性という視点から学べる授業が多いことに惹かれました。また、エスニシティ論(民族学)や文化人類学など新しく出会う学びが多く、視野を広げる楽しさがありました。
どの授業でもリアクションペーパーが用意されているため、毎回意見や感想を書き込むことで考える力も身についたと思います。
2年次の「社会調査及び演習」でLGBTに対する意識調査をしたのがきっかけで社会問題への興味が深まりました。
この問題に対して一般的には理解が進んでいるように見えますが、実際にアンケート調査をすると、一概にそうとも言えない結果が出ました。社会問題に対する人々の多様な捉え方を調査し、いろいろな角度から社会問題を考えることに面白さを感じました。
3年次には茨城大学の学生の前で研究成果を発表する合同ゼミに参加し、性犯罪の意識について約300人を対象に調査・分析し、グループ発表を行いました。学内で発表するのとは異なる観点から質問や意見が活発に出され、新たな気付きを得ることができました。卒業論文では自己啓発の背景にある「成長したい」「自分を変えたい」という思いについて調査する予定ですが、合同ゼミで学んだ視点を大いに役立てたいと思います。

「“社会学”って、どんなことをしているの?」
「“社会学” の授業って、どんなのがあるの?」
社会学専攻のセンパイに聞いてみました!!
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視野が広がる☆おすすめの授業♪社会学は幅広い!普段、日常的に体験している問題に注目しているのでとてもおもしろいです。
1年/M・I
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入学当時は、将来の夢を漠然的に決めてはいたのだが、社会学という幅広い分野の勉強をして、今では違うきちんとした 目標ができた。社会学は、学ぶ分野が様々なので、広い視野や知識が得られると思う。
3年/Y
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社会学は様々な分野がパズルのように合わさっていると思います。その1ピースを丁寧に少しずつ見ていくことによって、 大きなパズルになり、それが社会学として組み立てられ、自分の中で理解できるようになります。
2年/C・K
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社会学と聞いてまずすぐにはイメージが浮かばない人も多いと思うけど、身近な家族のことから男女のジェンダーの問題に ついてなど、とても興味深い内容の講義があるので楽しく学べると思います。将来のことについて役立つことが学べるのが 社会学だと思います。
1年/A・S
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社会学というものをまだハッキリ理解したわけではないが、授業を通して様々な事柄(社会学関係のみならず)について興味が 持てるようになり、以前に比べ視野が広がったと思う。
1年/M・K
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社会学は経済学や法律学などと違って特定の分野がありません。その分どの分野に焦点を合わせればいいのか迷うときも ありますが、逆にそれだけいろんな分野から選んで研究できるということです。1年生は一般教養を学ぶので社会学と 触れ合うことが少ないと感じることがあるかもしれませんが、その1年の間で自分がどんな事に興味を持っているのかを知る いい機会だと思います。
1年/R・A
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社会学といっても、この大学にはいろいろな領域の先生がいる為、様々な角度から社会を見たり考えたりすることが出来、 とても充実しています。
2年/T・Y
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社会学は幅が広いのでいろいろな事を学べるので、何を勉強したいのかよくわからなかった私にピッタリでした。
1年/A・I
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色々な分野の勉強が出来て、自分でどのような方向にでも研究テーマが広げられるので良いと思います。様々なことを 授業で学んでいるので、卒業してからの就職も多方面にわたって活躍できると思います。
3年/M・Y
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社会学を学び、勉強を始める前よりも社会の諸問題などを身近に感じることが出来るようになり、また、テレビや新聞で 報道されるニュースにも以前よりも興味を持つことが出来るようになった。
1年/T・O
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この専攻は、扱っている問題が多岐に渡っているため、専門分野だけではなく、教養としても知識が豊富に得られる点で 有利だと思う。また、社会学を通して「他者」との関係などについて学び、考えることにより、人間的に成長することが 出来ます。
2年/M・S
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社会に関すること(人と人とが関わりあいになること)なら何でも自分の研究分野にできるところがいい。
2年/K・S
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私たちの一生の中で起こりうる様々な問題について学ぶ事が出来、これからの人生において役立つ知識が増えた。
1年/S・A
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社会学を学ぶことによって社会全体を見る目が変わってきました。社会学では、家族、地域などさまざまなことを幅広く 学びますが、ただ単に表面だけではなく、奥深いところまで学ぶ事が出来るので、その本質を知ることが出来ます。また、 社会学を学ぶようになって自分の中の世界が広がったような気がします。社会学を学んでいると、新たな発見がたくさんあります。
2年/Y・G
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社会学の最大の長所であり短所である点は、幅広い学問であると言うことです。100人いたら、100通りの社会学がある!
M・S
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現代の日本の女性の立場について社会学で学べることはとても喜ばしいことです。
2年/N・H
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「都市とコミュニティ」という授業では、映像資料や先生が行った調査に触れることで、町に住む人々の関係性などを学ぶことができるため、普段の生活も少し楽しくなります。
4年/Y・T
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ジェンダーの授業はとてもおもしろかった。話の一つ一つに興味がわいてきて、自分でもっと調べてみようと 思うようになった。
1年/C・H
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社会学は何でもできるので、好きなようになるようになれです。
4年/Y・I
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社会と人間関係は、大きな関わりを持っていて、社会が変化すれば人間関係も変化するということがわかった。また、 労働においてのジェンダーの問題についても深く学ぶことができるので、就職難の問題についてよく考えるようになった。
1年/N・S
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1年次には、色々な教養科目を学ぶことが出来、2年次からは、少し専門的な授業になります。私のオススメは、 「社会調査及び演習」です。自分の力で調査して発表するのは大変ですが、全てやり終えた後の満足感はたまりません。
2年/A・F
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社会調査士資格は、数学が得意ではなくても、集計などは難しすぎないので、授業さえ受けていればとれます。
4年/F・O
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「現代家族論」では、親子関係や結婚形態・家族形態の変化、児童虐待といった身近な 家族の問題やありかたについて学ぶことが出来ます。どの授業も奥が深く、興味深い内容です。
2年/M・K
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社会問題など言葉は知っていても、実際どんなものがあるのか、またどんな問題なのか、ということを知らなかったけれど、 授業で習い、ためになった。
ジェンダー論では、女性差別が問われているが、TVなどでその話題がでたとき、 自分なりの考えが持てたり、色々感じることが出来た。3年/Y・M
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「社会調査及び演習」の授業がとても楽しいです。2年のときは、ストリートミュージシャンの実態を調査し、今は女子大生の 結婚観について調査しています。普段、ちょっと気になること、興味を持ったことについて調べるところが楽しいです。また、 その調査で意外なことがわかったり、いろいろな人の人生観を知ることが出来、自分の中で何かが変わったような気がします。
3年/A・T
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特に女子大ということもあり、様々な女性問題に関する事柄を学び、これからの私たちの人生に役立つ知識をたくさん 得ることが出来ます。
3年/S
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2年生の時に「社会調査及び演習」で東日本大震災の被災地で開催される「南三陸町福興市」の来場者調査に参加したことをきっかけにして、被災地の復興支援に関心を持つようになりました。そして、3年生の夏休みに熊本地震被災地の益城町の仮設住宅に行き、高齢者の方たちが暮らしやすくなるように、収納棚や手すりなどを取り付けるNPOの支援活動に参加しました。4年生では、「社会学セミナー」担当の干川教授の引率・指導の下に、熊本地震と九州北部水害の被災地に行って被災者や被災ペットの支援活動などに取り組む団体を訪ね、現状と課題について聞き取り調査を行い、その結果を卒業論文にまとめました。被災地での調査や支援活動への参加体験を通じて、被災地と被災した方たちの現状を知ることができただけでなく、支援活動を行う団体や人々の熱い思いや直面する諸課題の困難さを実感しながら、知りえたことを卒業論文という形で自分自身の言葉で表現することができました。
4年/R・S
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「現代メディア論」という授業が楽しいです。新聞について分析したりNHKと民放を比較したり、外国のメディアに 目を向けてみたりなど、今までのマスコミや現代のマスコミの現状について学ぶことが出来ます。この授業のおかげで マスコミについて興味を向けるとともに、今まで考えもしなかったことに注意を払うようになりました。
3年/N・N
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今、「社会調査及び演習」の講義では、質問内容から自分たちで作り、また統計まで自分たちで出すので、本で統計を 見るだけより、実態として身近に感じ、おもしろいです。
3年/A・I
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今までは関心のなかった問題にも目が向くようになりました。社会学はとにかく幅広い分野の学問なので、 きっと自分のやりたい事柄が見つかると思います。
1年/M
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社会学という分野は幅広く、何かひとつに絞れなかった私にとってはよかったと思う。ただ、幅広いため、 社会学がどのようなものか理解するのは難しいかもしれないと思った。
2年/M・I
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社会学は、とても幅広い学問なので、まだ何をやりたいのか決まっていなくて、大学に入ってから考えようと 思っている人にピッタリだと思います。
2年/A・F
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「日常生活論」は、身近な事例や出来事を扱うため、考えやすく、また、面白いです。ただ、毎回リアクションペーパーがあります。
4年/H・S
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先生方が皆やる気があるので授業も面白い!
1年/M・K
データ解析の手法をしっかり身につけ、防災を心理学の視点で読み解いています
興味深い授業がそろっており、さまざまな学派の先生から学べる点に魅力を感じ大妻を志望しました。実際に学んでみると、分からないことがあればすぐに質問できる少人数制の授業環境が整っていました。また、1・2年次に社会心理学と臨床心理学をまんべんなく学べるカリキュラムによって、研究したいテーマを絞り込むことができ、自分が社会心理学に興味があるのだと気付くことができました。現在は、防災心理学を専門とする堀先生のゼミに所属し、台風被害や避難所、非常食といった身近な話題を社会心理学の視点から捉えることで、社会に役立つ学びを実践できていると感じています。
また、社会・臨床心理学専攻では、調査・実験で集めたデータの解析も行います。例えば行動計量学を扱う授業では、文章から人の行動を読み解いていきます。新聞記事や文学作品の一節を解析し、文章中にどのような言葉が多く、筆者は何を伝えたいのか、筆者の思いは何なのかを分析します。今後はさらに高度なデータ解析手法を習得し、さまざまな社会現象を読み取っていきたいと考えています。卒業論文では高校時代に合唱をやっていたこともあり、音楽の心理的効果について調べる予定です。BGMの有無で人の作業効率や心理状況がどう変わるのか、音楽の持つ力を研究することが今の目標です。

問題を抱える人たちの心に寄り添い、より良い生き方を一緒に考えていきたい
高校の授業で養護施設に暮らす子どもたちの映像を見る機会があり、児童虐待や子どもの貧困に問題意識を持ちました。同時に児童福祉という分野を知り、社会福祉士の資格取得が目指せる大学を探す中で、大妻を志望しました。
人間福祉学科は高齢者や障害者、児童、医療、地域などに関わる専門的な授業が多く、各分野に精通した先生がいるため、概説を広く学んだ上で興味のある分野を深掘りすることができます。また、将来の選択肢を広げるために保育士資格の講座に自主的に参加し、3年次前期に資格を取得することもできました。履修した科目で興味深かったのは相談援助に関する授業で、相談に対するアドバイスよりもむしろ話を聞くことや相手を認めて受け入れることが大切だと理解できました。
今後、社会福祉士の資格取得のために児童養護施設と病院での実習が控えています。虐待を減らしていくには親への支援が大切で、そこにアプローチするためにも児童虐待が起こる家庭環境についてもっと勉強する必要があると感じ、今後卒業論文で取り組む予定です。将来は病院のソーシャルワーカーを目指しています。大学の授業で学んだいろいろな価値観を受け入れることを大事にしながら、高齢者や子どもなどその人が望んでいる、より良い生き方を一緒に考えたいと思います。
