心理学科 2026年度新設予定 人間共生学部

心理学を学ぶ
心の働きを専門的・実践的に学び、知性と感性の調和を図る
心理学とは「心を科学する」学問です。手相占いや血液型性格診断などインターネットやSNSで目にすることの多い事柄とは異なり、科学的な手法を用いて「心」を探究することが大学で心理学を学ぶということです。
心理学科では、⼈間関係や社会⾏動をデータから科学的に探究する社会⼼理学と、個々⼈に⽣じる⼼の問題を論理的に探究する臨床⼼理学の⼆つの⼼理学の知識と技能をバランスよく融合し、実践的に学ぶことを特徴にしています。多くの実践的な学びにより、「自分・他者・集団における心を知ること」「自身のしなやかな心と身体をつくること」「他者とかかわるスキルを磨くこと」を通して、多様な現場で共生社会を支え、well-being(よりよく生きる)を導く人材へと成長できます。





カリキュラムの特徴
社会心理学と臨床心理学をバランスよく学びながら、女性としてしなやかに生き抜く力を育みます。さらに、資格や技能を活かし、人を支える職業を目指せるカリキュラムを提供しています。
授業概要

心理学科の学びの特徴
心理学科では、社会心理学と臨床心理学を中心にバランスよく心理学を学ぶことを通して、「人間の感情や行動を客観的かつ科学的に捉えていく分析力」「さまざまな人々や社会の中で共存するための傾聴力と自己表現力」「自己と他者を理解し主体的に他者と協働する人間関係力」を身につけます。
社会心理学と臨床心理学をバランスよく学ぶ
社会心理学、臨床心理学、発達心理学、教育心理学など、心理学の中には様々な領域があります。本学科ではその中でも、特に、社会心理学と臨床心理学に重点を置き、両者をバランスよく学ぶことで「人」に対する理解を深め、他者とのよりよい関わり方や社会を見る目を養います。

公認心理師・臨床心理士のダブル資格を目指せる
臨床心理学を社会に生かせる二つの資格を目指すことができます。1年次から傾聴のロールプレイ等、数多くの実践的な授業を通して臨床力をトレーニングし、大学院への丁寧な進学サポートをしています。なお、本学大学院臨床心理学専攻は、(公財)日本臨床心理士資格認定協会第一種指定大学院として、修了生の約95%が臨床心理士を取得し、就職率も例年ほぼ100%を保っています。 2018年度からは、公認心理師の受験資格も取得できるようにカリキュラムを整えており、現役修了生の公認心理師の合格率は100%です。

多くの課題を通しての深い理解
本学科では、「基礎統計学Ⅰ・Ⅱ(1年生前期・後期)」「社会・臨床心理学基礎セミナー(1年生前期)」「心理学研究法基礎(1年生後期)」「心理学統計法(2年生前期)」「社会心理学実験研究法(心理学実験)(2年生後期)」「社会心理学調査研究法(3年生前期)」の実習形式の授業を必修とし、心理学の実証的研究法をしっかり学びます。予習・復習はもとより、教員のサポートのもと、頻繁に資料収集やレポート作成にトライする機会があります。多くの課題に個人、グループでしっかり取り組んでもらうことを通して、心理学への深い理解を促します。

チームの一員として貢献するスキルや多彩な視点の取得
本学科の実習系の必修科目では、3~6名程度のグループワークを取り入れています。グループワークでは、一人ひとりがグループの中で自分が求められている役割を理解し、グループメンバーと協力しながら、主体的に取り組む姿勢が必要となります。ここでの学びを通して、自分と異なる視点をはじめ、チームの一員として貢献するためのスキルが身につきます。このスキルは、社会に出た後に必ず役に立つはずです。

取得できる資格
取得できる資格
- 社会調査士
- 認定心理士
- 健康心理士
- 社会福祉主事(任用資格)
- 博物館学芸員
- 児童指導員(任用資格)
- 図書館司書
- レクリエーション・
インストラクター
目指せる資格
- 公認心理師
- 臨床心理士(受験資格)
- 専門社会調査士
教員紹介

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