社会学専攻 Major in Sociology

社会学を学ぶには

社会学は、その名のとおり人間の生きる社会の総体にアプローチしていく非常に幅の広い学問です。政治学や経済学のように、分野による限定がありません。国際情勢から若者風俗まで、すべてが考察の対象になるのです。研究手法も実に多様です。東西古今の文献を読み漁る研究者がいます。コンピュータと先端的な統計技法を駆使して、数量的に社会を把握しようとする者もいます。そして、生きた社会的現実のなかに身を投じ、自分の目でみて、あるいは直接体感したデータをもとに考察を広げて行く「フィールドワーク」と呼ばれる手法を重視する伝統も、社会学のなかにはあります。

 あまりにも茫漠たる話にウンザリされたでしょうか。あるいは、「なんだか面白そう」と思われたでしょうか。皆さん。あまり難しく考えないでください。これだけ幅広い主題を取り上げるのです。社会学専攻の授業のなかに、どれか必ずあなたの関心にジャストフィットするものが出てくるはずです。研究手法にしても、文献か統計か「フィールドワーク」か、どれか得意なものをつくり、それで勝負していけばよいのですから。「なんでもみてやろう」という旺盛な野次馬根性こそが、社会学を学ぶ人に求められる資質です。

 社会学の教員は、学会でトップクラスの優秀な研究者ばかりです。そして社会学専攻では、小人数のゼミナール科目(学生の研究発表を主体とした授業形態)がカリキュラムの主体をなしています。統計技法と「フィールドワーク」とを学ぶ「社会調査及び演習」もあります。そうした勉学の集大成として、4年次には卒業論文を書きます。充実したカリキュラムで鍛え上げられ、実力を身につけた学生たちの就職は順調です。さらに勉学を続けたい学生のために、大学院も開かれています。受験生のみなさん。ふるってわが社会学専攻の門を叩いてください。

社会学専攻の特色

■幅広い視野と柔軟な発想をもった人を育てます

 社会学を学ぶことによって、複雑で変化の激しい現代社会の中のさまざまな社会的事象を、幅広い視野でとらえ、体系的かつ的確に関連づける社会学的想像力を身につけることができます。それによって、社会や人生のあり方を明確に展望し構想することが可能になります。

■体系的なカリキュラムから自由に選べます

 社会学概論、社会調査講義といった基礎科目から、家族、ジェンダー、子ども、レジャー、コミュニティ、グローバル化、民族、環境、ボランティア、NPO・NGO、企業組織、情報化、高齢化、老いと死、宗教など、現代社会の諸事象をさまざまな観点からとらえることのできる応用科目まで、カリキュラムが体系的に編成されています。自分の関心にもとづいて自分なりの授業計画を組み立てて、系統だった学習をおこなうことができます。

■社会で必要なコミュニケーション力が身に付きます

 社会学専攻では少人数のセミナーを1年次から4年次まで実施しています。文献収集、レポート作成、プレゼンテーション、ディスカッションなどの方法・技法を習得し、さまざまな人が暮らすこの社会で必要なコミュニケーション能力を早期から養います。

■インタビューやアンケートの技法が身に付きます

 1年次の基礎統計学、社会調査講義、2年次の社会調査及び演習、3年次の社会調査特論では、アンケートやインタビューの調査技法を体系的・実践的に学習します。所定単位習得で社会調査士の資格も取得できます。

■4年間総仕上げの卒業論文

 社会学を学んだ4年間の成果を卒業論文にまとめます。卒業論文のテーマは多様で力作ぞろいです。

Copyright © 2020 大妻女子大学人間関係学部
〒206-8540 東京都多摩市唐木田2丁目7番地1 TEL:042-372-9111