ニュース

2019-05-23
心理

学びの紹介 4年:卒業論文で未来を拓く

ゼミ生による座談会が行われました。話し合われた内容は・・・?

社会・臨床心理学セミナーⅢおよびⅣ(ゼミ)は社会・臨床心理学専攻4年次の必修科目です。
各自で取り組む研究の集大成を卒業論文としてまとめるだけでなく、卒業論文発表会では1~3年生にも分かりやすくプレゼンテーションをして研究成果の魅力を伝えます。

ある日の授業について、授業担当教員である本田がレポートします。

取材のため集まった本田ゼミ4年生

本専攻は3年生よりゼミでの活動が始まります。2年間かけて集大成である卒業論文を書き上げることになるわけですが、スムーズに研究したいテーマが見つかるわけではありません。
今日の授業では、研究室でそれぞれが興味を持った専門書を持ち寄って、テーマについてディスカッションを行いました。

社会心理学は、友人関係やSNS、妬みなど日常生活で多くの人が経験するような現象について科学的に検証していきます。

身近なテーマについて話し合うので、盛り上がっていますね。

文献検索の様子

ディスカッションを元に、ぼんやりとしていたテーマが固まってきたようです。
テーマが決まったら、次は、先行研究の検索です。
そのテーマについて、これまでにどんな研究が行われてきたのかについて、文献検索サイト(Cinii、J-stageなど)を使って調べていきます。
おや、どうやら、何十本も先行研究が出てきて、圧倒されているようですね。
これまでに多くの研究者が研究を積み重ねてきています。まだ5月、これから1ヶ月ほどかけて、しっかりと文献を読み込んだ上で、オリジナリティ溢れた研究計画を立ててもらいたいと思います。

ゼミの雰囲気が少しは伝わりましたでしょうか?
卒業論文は一人で書き上げなくてはなりませんが、みんなで協力できることもたくさんあります。たくさん議論して、悩んで、試行錯誤を繰り返しながら研究を進めていくことで、研究することの深みを味わってもらえると良いなと思っています。

座談会

今回の記事を作るにあたって、ゼミ生に座談会を開いてもらいました。
話してもらったのは、この4点。
①本田ゼミを一言で表すと?
②ゼミの大変なところ
③ゼミの楽しいところ
④高校生に一言

さて、どんな話が繰り広げられるのでしょうか?
以下にまとめてみました。

①本田ゼミを一言で表すと?
→過ごしやすいゼミ
 ふわふわとカチカチのないまぜ
 まあまあ仲が良いゼミ
 ホスピタリティ!(助け合いの精神をみんなが持ち合わせている穏やかなゼミ)

②ゼミの大変なところ
→研究の規模が大きくなって、今まで学んだことを自分たちの力でやり遂げなきゃいけないところ。だけど、先生から助言をもらったりみんなで協力してやるから、団結力が生まれて次第に仲良くなれる。
 本田先生が笑顔で無茶振りしてくるところ。
 先生が基本的に学生に任せるスタイルなので、自分で色々と頑張らないといけない。
 個人の課題も多いので、自分の研究に見通しを立てて取り組まないといけないところ。

③ゼミの楽しいところ
→文化祭とか、授業以外でも思い出が沢山作れる。
 小さなことも協力し合えること。
 ゼミに入ってから違うクラスの友達も出来て、自分たちで計画を立てたり自由に決められて、楽しく協力しながらゼミを受けられるところ。  結構雑談に付き合ってくれます!
 みんな社会心理学に興味がある人たちだけどそれぞれ違ったテーマに興味があって、自分が思いつかなかったことを沢山知ることができるところ。

④高校生に一言
→楽しい大学生活を過ごしましょう!!
 大学生になることに不安もあると思いますが、なってしまえばなんとかなったりします。楽しんでください!
 本田ゼミはオンオフがハッキリしているので、やる時にはやる!ゆっくりする時はゆっくりする!タイプの人にオススメですよ!
 数学が苦手でも心理学は出来ます!!!先生方や友人などサポートしてくれる人たちはいるので、少しでも心理学に興味があったら諦めずに社会・臨床心理学専攻を目指してくれたらうれしいです。

みんな好き放題思ったことを話していますね(笑)
ゼミ教員に無茶振りされる中で団結力が高まったり、力が身につくこともあるのかもしれません。
先生ごとにゼミの雰囲気は全く違います。自分に合ったゼミを探して、有意義な大学生活を送ってくれると嬉しいです。

ニュース一覧

PageTop